自身の経験則に則して、何切る問題、麻雀動画、牌譜を中心に解説しています。
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プロがよく和了る役満に隠された盲点
特に盲点って程のことでもなく、当たり前の話だが、
コメント欄や解説を聞いても誰も突っ込んでないので、話したいと思う。
点棒的に3人ほぼ並び、西家がダンラスで
南一局 ドラは1枚切れで以下は南家の手牌
2:35 親の上家がをツモ切ったのだが、
上の手牌からスルー
3:02が出たがこれもスルー、
4:50 でもをスルーしている。
その結果、おそらくを一枚目から鳴いていれば、
の形で聴牌しており
おそらく、ツモでツモあがっていたか鳴きが入ったとしても
誰かからを出アガっていて、スルーした結果
小島プロに
ツモ
をツモられてしまった。
皆は仮に鳴いて、小島プロに上記のような聴牌を入れられて、
ツモられたとしても和了に向かうべきではないと思うだろうか?
私は最初のから仕掛ける訳だが、仕掛ける理由としては以下が挙げられる。
1、自分が南家であり次が親番。親に親満とかツモられる前にサクっとあがり切り、
この三人並びの点棒状況で親番に持ち込む。
2、打点向上が少ない。まず三暗刻狙いとなると、が一枚切れで
ツモもを暗刻にするなど強い所を先に引かないと成り立たない。
仮に両面塔子が先に入ったりしても三暗刻は消えてしまうということだ。
イーペーコー狙いに関しても似たような理由だ、
を先に引いたとしてもを後から引いてしまっては消えてしまう。
一発裏ドラに頼るという考え方もあるが、そこら辺の考え方は、
割と堅実で目に見えない情報よりも、目に見える情報に頼ることが多い。
3、スピード的にも二向聴から一向聴になり、両面両面の一向聴である。
私としてはここさえ仕掛ければ、ほぼ9割くらいはアガれそうであり、
門前に拘りすぎると和了が遠のくだけでなく、振込みのリスクも高そうなイメージがある。
ただ、ここを仕掛けるデメリットとしては、言うまでもなく
打点を下げることと上家からの鳴き→食い流したりする可能性も高いということだけだ。
プロが割と役満を和了る理由としては、こういった
門前に拘るという打牌スタイルも関係しているのかも知れない。
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