自身の経験則に則して、何切る問題、麻雀動画、牌譜を中心に解説しています。
カテゴリー「麻雀動画」の記事一覧
- 2024.11.22 [PR]
- 2011.10.13 プロがよく和了る役満に隠された盲点
- 2011.10.12 オーラス満ツモ条件での打牌
- 2011.10.12 二枚見えの七対子から四暗刻
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特に盲点って程のことでもなく、当たり前の話だが、
コメント欄や解説を聞いても誰も突っ込んでないので、話したいと思う。
点棒的に3人ほぼ並び、西家がダンラスで
南一局 ドラは1枚切れで以下は南家の手牌
2:35 親の上家がをツモ切ったのだが、
上の手牌からスルー
3:02が出たがこれもスルー、
4:50 でもをスルーしている。
その結果、おそらくを一枚目から鳴いていれば、
の形で聴牌しており
おそらく、ツモでツモあがっていたか鳴きが入ったとしても
誰かからを出アガっていて、スルーした結果
小島プロに
ツモ
をツモられてしまった。
皆は仮に鳴いて、小島プロに上記のような聴牌を入れられて、
ツモられたとしても和了に向かうべきではないと思うだろうか?
私は最初のから仕掛ける訳だが、仕掛ける理由としては以下が挙げられる。
1、自分が南家であり次が親番。親に親満とかツモられる前にサクっとあがり切り、
この三人並びの点棒状況で親番に持ち込む。
2、打点向上が少ない。まず三暗刻狙いとなると、が一枚切れで
ツモもを暗刻にするなど強い所を先に引かないと成り立たない。
仮に両面塔子が先に入ったりしても三暗刻は消えてしまうということだ。
イーペーコー狙いに関しても似たような理由だ、
を先に引いたとしてもを後から引いてしまっては消えてしまう。
一発裏ドラに頼るという考え方もあるが、そこら辺の考え方は、
割と堅実で目に見えない情報よりも、目に見える情報に頼ることが多い。
3、スピード的にも二向聴から一向聴になり、両面両面の一向聴である。
私としてはここさえ仕掛ければ、ほぼ9割くらいはアガれそうであり、
門前に拘りすぎると和了が遠のくだけでなく、振込みのリスクも高そうなイメージがある。
ただ、ここを仕掛けるデメリットとしては、言うまでもなく
打点を下げることと上家からの鳴き→食い流したりする可能性も高いということだけだ。
プロが割と役満を和了る理由としては、こういった
門前に拘るという打牌スタイルも関係しているのかも知れない。
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1:45 以下の手牌
オーラス局面でドラが
2着目の子で満ツモトップという状況下だがあなたはをノータイムで切れるだろうか?
満ツモ条件なら当然の一打と言えば当然なのだが、
手拍子でやに手を掛けてドラ1枚入れてリーチ打ってめくってトップとか考えない打牌だ。
俺もそういう考え方は好きであり、トップ取りは目に見える情報だけを生かし、
出来る限り大事に確実にまくるのが長い目で見ても良い結果が残る打ち方だと思う。
当然、狙いとしては一気通貫がある為だ。
結果論ではあるが、自力で→と引き込み
をツモあがってトップをまくることが出来た。
もし、あそこでやに手を掛けたとしたら、、、
優勝することもなかっただろうし、麻雀プロの汚点として残ったことだろう。
麻雀は怖いものである。
3:29秒くらい、九順目での手牌
ツモ
が2枚見えてるが、打として四暗刻を狙う。
次巡が被り単騎待ちになっていてリーチといけば16003200をツモっていたが、
其の後もツモが進み四暗刻聴牌し下家にで1300を振り込む。
結果論と言えば結果論であるが、何か後手踏むべきして踏んだという感じもする。
片方が枯れてる四暗刻というのは相当聴牌までの道のりが遠いだろうし、
まして和了など厳しいのは当然。
それでも、四暗刻に拘りたいというのであれば、あそこでを落とすのも面白い。
そっちの方が同じ放銃でも少しは納得いきそうだ。
他にも三暗刻とかもあるからを受けを残したいという意見もありそうだが、
三暗刻を狙うくらいならあそこでをツモ切れば良いと思う。
七対子狙いでも値段は大して変わらないんだから。