自身の経験則に則して、何切る問題、麻雀動画、牌譜を中心に解説しています。
カテゴリー「麻雀動画」の記事一覧
×
[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
4:43
ここでドラのが下家から出る。
この時点での二階堂プロの手牌
は二枚切れ
役もないし、スルーっていう人もいるだろう。
確かに現時点では役もないのだが、二向聴になってから、
ツモもかなり利かない状態なので、これは流石にポンしないと追い付かない。
初心者でもよく知ってる形聴狙いで親連荘でも良いのだ。
特に生牌のドラのは普通切る牌ではないので、下家は聴牌してるかも知れないし、
十分形の一向聴、そこそこの手牌であると考えるのが普通であり、そこに対して牽制もできる。
この局面に限らず、ラス目の親とかでこういった動きをしてみるとたまに降りてくれたりする。
6:07
ツモ ポン
・ツモれば親満確定。
・も悪くない待ち。
・このポイント差。
とかなり条件が揃ってるので、ノータイムで槓で良いと思うが、
ツモれなかったりツモった牌が相手の当り牌だったり、
相手にドラを載せる可能性もあるので、槓材があるからと言って、
あまり乱用し過ぎるのもよくない。嶺上開花以外にも狙える偶然役も存在する。
海底ロン・ツモ
自分にツモが回ったり立直者の海底狙いで、ドラポンなんかも、
200回に1回くらいはする。あとは親をどうしても流したいのだが、
間に合わないので形聴も兼ねて海底を狙うなんていう戦略も面白い。
槍槓
これは嶺上開花をする時に注意しないといけない。
そのまま河に捨てるのと違い1翻高くついてしまうし、
役が付くので他家の役なし聴牌に放銃なんてこともあるかも知れない。
あまり、こういう薄い待ちで振り込まなければ流局ってのも痛いので、
無闇に槓するのではなく、槓材は危険牌でもあるという認識を持つと良い。
PR
おそらく、安藤プロがポイント的にリードしてる局面であり、
安藤プロの親番なので親被りを狙いたいというのもあるのだろうが、
これは金子プロも仰る通りパーフェクトな牌譜と言って良いかも知れない。
これは安藤プロの和了よりも、飯田プロの手順に注目したい。
西家でドラが
1:00
ツモ
面子手は苦しいと見てるのだろう、1枚切れのを切る。
これは、なかなか良い感性をしている。
普通は断ヤオも見て横に伸びることも考えるので辺りを切りそうである。
1:31
ツモ
ここでを打つのもなかなか良いセンスである。私も正直全く同じの打牌を選択する。
は重なりそうだし、リーヅモ七対子ドラ2が本線であろう。
2:16
ツモ
カンを嫌い一枚切れのを打つ辺りも一般の人には出来るかどうか微妙である、
普通はを落とすだろう。仮にが入ってもを打ったりポイント的にも、
対子手を拒否したくない局面であるし、私も仮にフラットな状況だったとしても、
自分が聴牌する前にを打って鳴かれたりしたら嫌だし、単騎にもしたいので、
こんなにツモが縦に伸びてるなら、七対子に決めてしまうだろうけれど。
を切らないのもなかなか良い。場に一枚切れてるし、
弱気になってると下家の安牌ってことでつい切ってしまいそうだが、、、
もしかしたら、暗刻も考えこの手から四暗刻も、見てるのかも知れない。
3:06
ツモ
単騎で闇聴にしてた所にツモ。解説でも言ってる通り、
は全員の現物であり純空である。ここで単騎に受けかえる。
ただ、このをツモ切る手もあるだろう。。。和了を拾うとかそういうことではなく、
鳴かれたりしてツモを変えたくないし、が一枚ずつ切れているのが、
不安な所で、四暗刻を狙うにしてもをツモったらツモ和了だが、
四暗刻を目指しいずれかを切る選択も残したいからだ。
ただ安全面では切りの方が良いかも知れない。
ここら辺は打ち手の感覚としか言い様がない。
4:24
ツモ
は1枚ずつ切れている。はドラ色だけにの方を残しておきそうだが、
萬子が安いと判断したのだろう。ここでを切る。ドラ色とかは関係ない、
場に高いか安いかだけで判断するのが大事と言わんばかりの切りであった。
もし萬子を落とすのであれば、の比較になるが、
これはの方を残す方が良いだろう。が壁になっており、
で使われてる可能性もあり、の方が不要牌になりやすくので、
他家として手牌に余りやすく山にある可能性も高いがあるからだ。
6:03
ツモ
で、聴牌を果たす。はあの時点で一枚使われており、
場に2枚見えてるとは言え全山の四暗刻聴牌。
結果的に実らなかったが、本当にあそこでを落として
ツモ
だと、が使われていただけに、何か物足りない印象があっただろう。
無駄のない完璧な手順で完璧な聴牌に持ち込む、稀に見るプロらしい打ち筋、手順であった。
前回に引き続き、、、
3:39
ドラが で七順目
ツモ
打ちである。が通ってない。
親リーが入ってる、様子見でからという人も多いだろう。
むしろはドラの側でしょ、危険度から言ったらの方が安全なのだから、
ここで切るのは温いなんていう人もいるかも知れないが、
それはとんでもない勘違いである。
まず、やなど入り目が枯れてる訳でも薄い訳でもないし、
もを切る人は、どちらも立直に対し通ってないので、
降りを前提にしてないという考え方で間違いないだろう。
そして、刺さった時の打点も高いし親リーに対して、
危険度はの方が高いという異論は認める。
しかし、下家ないしは上家から聴牌が入った場合どうであろうか?
もしこれを勝負手として考えるのであれば、其の時の危険度も考慮しないといけない。
むしろ、ここでを打たないで聴牌して後からを
勝負して刺さるというのは中途半端であり、悪手になるかも知れないし、
何であそこでを先切らなかったのか?と言われるだろう。
なぜなら後々の危険度から言ってもの方が低いからである。
巷でよくいう好牌先打だが、よく立直が入ってる状況でを打てたと思う。
本人がそこまで考えて切ったのかは定かではないが、
ここまでの背景を考えて切ったのであれば、上手い切りと言える。
立直や鳴きが入ってるからと言って、条件反射に現物や危険度の低い牌から、
切ってはいけないということが分かるだろう。
0:55 東三局 ドラ二順目の親 安藤プロの手牌
ツモ
打ちで仮聴。まだ二順目で出和了も期待できない残り3枚しかない、
カンチャンでは立直は打ち辛いということだろうか。
1:45
ツモ
打ちで聴牌崩し。を重ねてが最高だが、
割と打点向上も少ないし、有効な手代わりも少ないと言えば少ないのだ。
萬子の一盃口とかもあるが、不確定だし、
ただ、萬子が上手くくっつけば、あがり安くなるというだけである。
前巡で立直という選択もそれ程、間違いではないと思う。
それで、また1順してから、
2:19
ツモ
を引き戻してを打って立直と出る。
私も前巡までは捨て牌的にも手順的にも全く同じなのだが、
俺にはここでを引き戻して立直とか絶対打てない。
ここまで回した2順が無駄に感じてしまうし、
仮にを一発で引いたとしても全く後悔することはない。
むしろ、この立直が後手に回った時に対する精神的なダメージの方が計り知れないからだ。
割と一貫性を重視する俺としては曖昧でハッキリしない弱気な立直に写るし、
柔軟性を重視する人としては弱気とか強気とか関係ない、
引き戻したのだから仕方がない立直と取るであろう。
麻雀は一貫性、柔軟性どちらも大事だし偏りすぎてはいけないと思ってるが、
どちらに比重を置くかというのは、非常に紙一重な部分もある。
西家 ドラ
3:55で以下の手牌
ツモ
ここでなぜか切り。
いくらドラ引きで両面に変化するとは言えをポンした上家に萬子が高く、
私だったらまだ聴牌してないだろうと見て、
さっさとツモ切っておく牌だが(大抵の打ち手はそうだろう)平和や三色、
ドラ引きなどを見据えてるということだろうか?
残しの理由としては
ツモで
当然切りで十分系
ツモで
手広さなら切りだが、既にを切ってることだし、
ここで切りの方が一貫性もあるし懐深そうだ。
ドラがなだけに手広く受けそうだが、これなら狙い通り456や567の三色も狙える。
ただ萬子の高い上家の仕掛けをどうみるかだ、
仮にを引いたとしても萬子の仕掛けに対してと切り出さないといけない。
ちょっと無理筋かなとも思うが、、、
5:09
ツモ
を打ち出して単騎。当然立直は打てない。
大抵の人はが残ってるのでここで勝負でに受けるだろう。
7:11
ツモ
ここでを打って上家のが切られたばかりだったので、
狙いでダマ聴に受けるが、これ即立直で良いんじゃないかな。。。
引くときに安いし、せっかく懐深く打ったのなら最高打点まで見る方が良いだろう。
脇の二人も完全なベタだしプロ相手ならそう簡単に出ないと思うが。
で、次巡一発ツモで3000・6000の和了。
結果論ではあるが、もしに受けて立直だとアガれてなかったかも知れないし
引いたら三色なんて消えてしまうし、運が良かったということも間違いなくあるが
オーラス跳ツモ条件とか倍ツモ条件とかだと、こういう打ち筋は勉強になりそうである。